保護犬に面会する為のアポの必要性

噛みグセがあるというテリア、どよ〜んと暗い顔してます

様々な理由でレスキューセンターに保護される動物たち。

ロンドンにはバタシー、オランダではハーグに一番古いドッグ・レスキュー・センターがある。

 

保護された犬たちは1日も早く新しい家族を見つけ新しい生活が始まることを待ち望んでいる。

しかしどちらの施設でも犬の面会は好きな時に行ける訳ではない。

多くの犬たちの中から新しい家族に合いそうな犬だけを世話係が選出してアポで面会させてもらえるシステムだ。

 

目が合った瞬間お互いトキメイて

「この人だ!」

「この子だわ!」

という理想的な出会いの場をなぜもっと提供しないのか・・・、

例えば毎週末時間を決めて犬たちと触れ合う時間を作ればそういう出会いがもっと生まれるかもしれない。

と、ずっと疑問に思っていた。

 

先日、ハーグの動物保護センターでオープンデイとなるものを開催していたので興味半分、気の合いそうな犬がいたらラッキーかも、と思いながら出かけてみた。

 

結果から言うと、

 

アポを取るシステムが犬たちの為には正解、

です。

 

 

11時から始まったそのイベントに私が3時間を経過したあたりで行ったからかもしれないのですが犬たちはみんな目が涙目、疲れ切って切なく悲しい目をしていました。

だから心が痛んだのだけれど、もしかすると一生の友達となる犬に出会えるかもしれない、と自分なりの希望を持って奥に進んでいくことに・・・

 

 

長い廊下を入って行くと比較的大きな共同庭がいくつかありそれに面して動物園で見るような大きな檻がそれぞれの犬にあてがわれています。日中はお庭で他の犬達とソーシャライズできるようになっています。

 

だから廊下からは全ての犬が一度に見える訳ではありません。

数個の共同庭があり建物の廊下部分からそれぞれの檻に通じる外廊下を歩いて見て回る事になります。

 

 

だからこういうオープンデイのようなイベントでは犬たちは次々に新しく入って来るお客さんそれぞれに対してものすごい希望を持った眼差しで見つめているのです。

「Are you the one for me??」

「You must be the one!」

 

しばらくその1番目の檻の前に立ち止まるものの他にも犬が居る事が分かると大抵のお客さんは人に押され次の檻へと流れていきます。

 

するとその犬からしてみれば

「あ〜僕の新しいオーナーはあの人じゃなかったんだ・・・」

となり人が通り過ぎるたびに絶望的な体験をすることに・・・。

 

2回目同じ犬を見に行ってもその絶望感を抱いた犬は悲しい眼差しでこっちを見るだけでしっぽも振ってくれません。(写真のテリア君は何でも噛む、人も噛む癖があるとネームタグに書かれてました。皆んながその説明を読んで声高に笑うのでかなり絶望的な雰囲気をしてます)

 

こういう悲しい思いを犬たちにさせない為に保護犬センターでは面会式を採用しているのですね。

足を運んでみて初めて分かったドッグレスキューセンターの面会システムでした!

 

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