LCCの先駆者 Easyjet

ブレグジットで何が変わっていくのだろう。

今のところ確実に変わったと言える事は欧州でのロー・コスト・キャリアの先駆け、英イージージェットが欧州にも拠点を置いた事だろうか。

LCCとは運行するのはわかっているのだから早く予約を入れた人から安く搭乗させてあげましょう、という考え方で一気に絶大な支持を受けた航空会社の事。システム簡易化でその名の通り「安い値段で人を運ぶ」エアラインのこと。

インターネットが普及し旅行代理店を通さずに個人がオンラインでチケットの予約・購入、航空会社が直接オンラインで一括管理できるようになり、到着空港に長居しないバスのような路線を組み大幅コスト削減を可能にした。欧米では超長距離路線を除きLCCなしでは人の移動は考えられない程普及している。

その後ハンガリーに拠点を置くウィズエア、アイルランドに拠点を置くライアンエア、バルセロナに拠点を置くヴエリングなど相次ぎLCCが出回り、欧州間の移動はチェックインするスーツケースがない限り電車より早く、しかも安くなった。

けれども3時間前までにオンラインでチェックインをしておかなければ手数料という名のペナルティー、発券料を35ユーロも取れらるウィズエア、サービス悪で有名なライアネアは更に厳しく2時間前までにオンラインチェックインを済ませていないと空港カウンターでのチェックインに55ユーロ/ポンドも取られる。また搭乗券をプリントして持っていない場合20ユーロ/ポンドを請求される。(私は携帯端末に入れていてペナルティー20ポンドを取られた事がありすっかり騙された気分になった事がある)

後は機長の腕がキラリと光る機体の古めかしいヴエリング。こちらはバルセロナ観光に貢献している企業だな、とつくづく思う。

イージージェットが運行して間もない頃、スイス人の友人の結婚式がイタリアであるというのでロンドン・ガトウィックからマルペンサ空港まで乗って行った。ピッカピカの真っ白な機内にオレンジ色のコントラスト、要らない物には料金は払わなくてよい、必要なサービスは有料で提供します、というその徹底した単純さが心地よく快適だった。

そして今もイージージェットはその快適さを失わない。

一方、オランダではロンドンに比べるとLCCが確実に少ない。ロンドンが島国に位置するから航空関係に注力せざるを得ないという事もある。

少し語弊が出るので詳しく説明するとロンドンと名の付く空港とはいえLCCの発着はロンドン市内よりバカ高い電車賃を払わないと行けないヘンピな場所にある。

つい最近イージージェット・ヨーロッパが本格的に起動しシュキッポール空港にも力を入れ始め多くの目的地を選べるようになったようだ。嬉しいばかりである。

オランダにある交通手段の悪いアインドホーヴェン空港からはLCCをメインに多くのバカンス地に出航している。しかし、車でないと不便だし主だって不評のライアンエアである。

オランダにはKLMがあるがKLMはスターアライアンスとワンワールドのメンバーではないのでマイルを貯めにくい。しかも料金を下げない気満々である。

ロンドン発着は近隣空港を含め6つの空港が共に競い合い、だから人の動きも断然多くチケットが当然割安だ。

イージージェットも2大アライアンスには参加していない。だからオランダでも安さを表に出していくだろう。

しかし、オランダは国家をあげて国際便発着を増やそうとしているらしいと聞く。

ヨーロッパの拠点へと考える時ネックになるのが「長距離のマイルを貯めにくい」事にあるように思うのだが・・・。黙っているべきなのですね、きっと。

近隣ロッテルダム・ハーグ空港の活性化を図る事はできないのかしら、と思っている今日この頃でした!

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